2023.08.24 ブランド時計
ロレックスマラソン?デイトナマラソンとは?無駄を省いた成功に向けての攻略方法!その他のコレクション完走の難易度は?
ぜに屋 本店
ロレックスは、資産価値の高い腕時計として認知度の高いブランドですが、定価での購入は難しく「ロレックスマラソン」を行う方も少なくありません。
今後ロレックスを購入したいと考えている方のなかには、「ロレックスマラソンって何をするの?」「定価でロレックスを手に入れたい!」という方もいるでしょう。
そこで今回は、ロレックスマラソン成功への攻略方法やコレクション別の難易度などをご紹介します。
「無駄なくロレックスマラソンを完走したい!」という方は参考にしてみてください。
ロレックスマラソンとは?
ロレックスマラソンとは、ロレックスを正規店で手に入れるために、店舗をまわることを指します。
ロレックスを定価で購入できた場合を「完走」と呼び、ランナーはそれぞれ完走に向けて幾度となく店舗に足を運ぶのがロレックスマラソンです。
近年のロレックスは、需要に対して供給が追いついていない状況であり、デイトナのような人気モデルはVIPでない限り、定価で購入できる機会はほとんどなくなりました。
そのため人気モデルは、中古市場でも人気が高く、定価を上回る高値で取引されています。
ロレックスのVIP顧客でない方が、定価でロレックスの人気モデルを手にしたい場合はロレックスマラソンをするほかない状況です。
デイトナマラソン
ロレックスのデイトナを中心に人気コレクション・モデルがマラソンの対象となり、デイトナを手に入れる際は「デイトナマラソン」などとも呼ばれています。
デイトナは、モータースポーツに欠かせない機構であるクロノグラフ(ストップウォッチ)を搭載しているスポーツタイプの腕時計であり、複雑機構が特徴です。
クロノグラフを搭載したロレックスはこのデイトナのみ。
防水機能もあるため、海上モータースポーツにも重宝する1本となっています。
機能性を兼ね備えたデイトナは登場以来、人気モデルとしてロレックスの代表モデルともなっており、ステンレススチールからプラチナ、ゴールドといったさまざまな素材が使用され、バラエティーに富んだデザインも魅力的です。
資産価値の高い腕時計として中古価格は右肩上がりで上昇中であるため、売却を考えている方は高額買取が期待できるでしょう。
ロレックスマラソンにおけるデイトナの難易度は非常に高く、選ばれた方や何度か購入履歴のある方に案内され、「マラソンしても無駄」とされるモデルが存在するのもこのデイトナです。
デイトナはそのほか歴代のモデルでも、プレミア価格を打ち出しています。
ロレックスマラソンの方法
ロレックスマラソンと言っても、運任せや1回のマラソンでロレックスの人気モデルを手に入れるのはほぼ不可能であり、方法や聞き方などを知った上で行動するのが成功の近道です。
コツやポイントを掴むことで、2ヶ月ほどで完走することも可能ですので、しっかりと知識を入れておきましょう。
希望モデルは1つに絞る
ロレックスマラソンを行う前に、希望モデルを1つに絞っておくことをおすすめします。
「ロレックスであればどれでも良い」といったスタンスでいると、転売目的と思われる可能性があります。
ロレックスのスタッフは、ロレックスを長く大切に愛用してくれる顧客に販売したいと考えているため、転売目的だと思われる顧客に足しては、たとえ在庫があったとしても案内してくれません。
そのモデルが「どうしても欲しい」といった熱量を伝えることで、マラソン完走へ近づくでしょう。
購入制限のあるモデル(デイトナ・サブマリーナー・エクスプローラー・GMT・ディープシー・エアキング など)は、結局1本のみの購入になるため、希望するモデルを1つに絞るほうが勝率は上がります。
マラソン中の腕時計に気をつける
ロレックスマラソン中に身につける腕時計には気をつけ、ロレックスの腕時計を持っていない場合でも、アップルウォッチなどアナログ時計はやめた方が良いでしょう。
「アナログ時計を身に着けている=機械式時計に興味がない=転売目的」とみなされてしまう可能性があります。
また、身につける腕時計はメンテナンスを行い、手入れが行き届いている状態のものを使用し、大切に使っていることを伝えましょう。
スタッフと良好な関係を築く
ロレックスマラソンは実際に店舗に行き、ロレックスの在庫を確認するものであるため、電話での在庫確認などもってのほか。
店舗へ足を運んだとしても、在庫状況だけ聞いて去るのはやめた方が良いでしょう。
ロレックスへの熱意がなく、在庫があったら購入するスタンスでいると転売目的だと思われる場合があります。
腕時計に対する関心やロレックスに対する想いや熱意をスタッフに伝えることで、案内してもらえる確率が上がるでしょう。
また、ロレックススタッフとのコミニュケーションを大切にし、良好な関係を築いておくことは大切です。最後は人柄を見られていることを理解しておきましょう。
身分証明書とクレジットカード・現金を用意しておく
ロレックスマラソン中はいつでも希望するロレックスまたは、紹介されたロレックスが購入できるよう、十分な現金や上限額の大きいクレジットカードを用意しておきましょう。
ロレックスマラソンの完走は突然やってくるものです。
仕事帰りや買い物帰り、散歩途中に寄る方もいると思いますが、手持ちの現金またはクレジットカードの利用上限額の確認は必須です。
ロレックスは基本的に取り置きをしていないため、「案内されてから近くの銀行で現金をおろせば良いや」と思っていると、その間にほかのランナーに購入されてしまうことも少なくありません。
また、購入制限のあるモデルに関しては顔写真付きの身分証明書の提示が必要であるため、マラソン中は必ず持ち歩いておきましょう。
ロレックスマラソンでの希望モデルの聞き方
ロレックスマラソンでは、ロレックススタッフに希望モデルの在庫があるか否かを聞くと思いますが聞き方も大切です。
まずは、希望する1つのモデルを伝えるとともに予算も伝えておきましょう。
予算を一緒に伝えることで購入の意志が伝わりやすく効果的であり、希望のモデル以外でも予算に合ったモデルを紹介してくれることもあります。
また、希望モデルを伝えた際に欲しい理由を伝えることもロレックスへの想いを伝えることができ、案内してもらえることがあります。
その他のコレクションのマラソン
ロレックスマラソンにおいて、ロレックスへの想いや熱意を伝えることは大切だとお伝えしてきました。
しかし、ロレックスのコレクション・モデルについて知らなければ、想いを伝えることも不可能です。
そこでここでは、ロレックスの主なコレクション・モデルそれぞれの特徴と違い、マラソン難易度を紹介していきます。
エクスプローラーマラソン
ロレックス エクスプローラーには「Ⅰ」と「Ⅱ」が存在し、それぞれ現在も展開されています。
エクスプローラーⅠは、誕生からほとんど変わっていないシンプルなデザインが最大の特徴であり、ビジネスシーンからプライベートシーンまで幅広く使え、年齢も問わない1本です。
文字盤に1・3・6の文字が入ったインデックスには夜光塗料が採用され、視認性が向上したことで日常的にも使いやすくなっています。
さらに、探検家用として登場したことから、スタイリッシュでありながら堅牢性があることも認知されています。
エクスプローラーⅡは、エクスプローラーⅠが登場してから約20年後に誕生し、さまざまな状況下で使用することを前提とした機能性が搭載され、24時間目盛りとオレンジ色の専用の24時間針が採用されました。
さらに2ヶ国の時刻が分かるムーブメントが搭載されており、探検家からビジネスマン向けの時計へと変化しているのも魅力のひとつではないでしょうか。
ただし、一部モデルは購入制限があるため、エクスプローラーマラソンも難易度は高いですが、何度かマラソンを行うことで手に入りやすいコレクションでもあります、
サブマリーナマラソン
ロレックス サブマリーナはダイバーズウォッチとして位置づけられており、「ロレックス三大発明」のひとつであるオイスターケースによって防水性に優れたコレクションです。
今では、腕時計の防水性は当たり前のものになっていますが、オイスター社が開発したオイスターケースをロレックスが買収したことで、世界ではじめて防水腕時計が登場しました。
その後、サブマリーナがコレクションとして誕生。
現在のダイバーズウォッチは、ほとんどがロレックスのサブマリーナから影響を受けているといっても過言ではありません。
オイスターケースとともに「ロレックス三大発明」のデイトジャストを搭載しているモデルもあり、デイト・ノンデイトから選べるのも魅力のひとつでしょう。
そんなサブマリーナは、1953年の発売当初からロレックスの定番・人気コレクションであり、ダイバーだけでなく日常使いするビジネスマンにも人気があります。
ロレックスの定番・人気コレクションであり、ネームバリューもありながら、価格はノンデイトで約108万円と手に取りやすい価格であることも選ばれる理由のひとつでしょう。(2023年8月現行モデル|サブマリーナー Ref.124060)
ただし、中古市場では定価以上の高値で取引されており資産価値は右肩上がり。
定価で購入できることは極めて稀であり、サブマリーナマラソンは必須ですがデイトナと比較すると完走しやすいコレクションです。
GMTマスターマラソン
ロレックス GMTマスターは国際線のパイロットのために作られたコレクションであり、GMTマスターⅠは2ヶ国のタイムゾーンを、GTMマスターⅡは3ヶ国のタイムゾーンが分かる機能を搭載しています。
元々、GMTマスターはエクスプローラーなどの定番・人気コレクションと比較すると、人気は劣っていましたが、2007年にモデルチェンジが行われ、3世代GMTマスターⅡの販売によって転機が訪れます。
紫外線の影響を受けにくいセラクロムベゼルの採用やリューズの堅牢性の向上、ブレスの高級感の向上など、デザインや実用性・性能を含めて、ロレックスユーザーから注目を浴び、一躍人気コレクションの仲間入りとなりました。
現在、GMTマスターⅠは廃盤となっていますが人気は右肩上がりであり、すでに手に入らないモデルであるため資産価値は高いです。
同時に現行モデルのGMTマスターⅡも手に入りにくいのが現状であり、GMTマスターⅡを求めてマラソンを行う方も少なくありません。
特に赤×青カラーのベゼル(別名:ペプシベゼル)のモデルは難易度が上がります。
スカイドゥエラーマラソン
2012年の発売時には、金無垢素材のみだったため、一部の富裕層にしか認知されないコレクションでしたが、2017年にステンレスモデルがラインナップされ、一気にロレックスファンから注目を浴びるようになりました。
スカイドゥエラーの特徴はなんといっても複雑機構であり、年次カレンダー機能や2ヶ国のタイムゾーンが分かる機能が搭載されています。
そんなスカイドゥエラーは、エクスプローラーやサブマリーナと比べても定番コレクションでもなく、さらに定価が150万円を超えてくるため、需要も多くない状況です。
ただし、生産数が極めて少ないため入手困難モデルとされており、ステンレスモデルの入荷はデイトナよりも少ないといった具合です。
なかなか入荷の情報が入ってこないため、スカイドゥエラーマラソンは長期戦になる可能性が非常に高いでしょう。
しかし、ニッチな需要のスカイドゥエラーの想いをロレックススタッフに熱心に伝えておくことで、入荷した際に案内してもらえる可能性があります。
オイパペマラソン
オイパペ=オイスターパーペチュアルは、ロレックスのなかでも歴史が長く登場は1933年であり、オイスターパーペチュアルをベースに定番モデルのデイトジャストやエクスプローラー、サブマリーナなどが開発されてきました。
オイスターパーペチュアルは、ロレックスが展開するコレクションの中でも機能が最小限であり、装飾やデザインもシンプルです。
そのため、100万円以下で購入できるリーズナブルな価格が魅力のひとつ。
オイスターパーペチュアルはサブマリーナでもご紹介したオイスターケースによる防水性があり、オイスタースチール(別名:スーパーステンレススチール)は、航空宇宙や化学産業にも使用されるほどの耐蝕性を備えています。
リーズナブルであり中古品も価格が安定しているため、手に取りやすいといった印象のあったオイスターパーペチュアルも、現在では入手しにくいコレクションとなりました。
価格が安いから質が低いということはなく、ほかのコレクションと同じ高性能ムーブメントが搭載されており、運良く出会えればコスパの良い1本と言えるでしょう。
ロレックスは中古市場でも需要がある
ロレックスはVIP・お得意さんでない限り、ロレックスマラソンをしないと定価で購入できないのが現状です。
どうしてもロレックスが欲しい方は中古市場へ目を向けるため、中古ロレックスの需要もおのずと上がっています。
買取価格が定価を超えるモデルも少なくありません。
自宅で眠っている「汚れがある」「10年以上前に購入した」などのロレックスも予想以上の高値で買取されることも考えられます。
デイトナやサブマリーナなどのロレックスの人気・定番モデルの売却を検討している方は、気軽に受けられるLINE査定や無料査定を受けて検討してみてください。
ロレックスマラソンを攻略すれば成功する!
今回はロレックスマラソンの攻略について解説してきました。
ロレックスは資産価値が高く、正規店に入荷してもすぐに在庫がなくなる状態です。
また、どの店舗にもVIPな固定客は一定数存在し、彼らに案内されないロレックスを狙ってマラソンする必要があります。
ロレックスマラソンを完走するには、ロレックスの正規店に幾度となく顔を出すだけでなく、希望するコレクションを絞った上で予算を伝えることが大切です。
なにより、スタッフと良好な関係を築き、腕時計やロレックスに関する想いや情熱を伝えられるかが大きなポイント。
ロレックスの資産価値は年々上がると同時に、ロレックスマラソンの難易度も上がってきていますが、しっかり攻略することで完走が見えてくるでしょう。
近年ロレックスは値上がりが行われており、希少性と相まって自宅に眠っているロレックスの価値が上がっている可能性もあります。
使用していないけど高額買取が狙えないと思っていたロレックスが眠っている場合は、ぜひ一度査定に出してみてください。
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