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2024.03.30 ブランドバッグ・財布

グッチ偽物(コピー品)の見分け方とは?見本付きで老舗買取店が徹底解説!

ぜに屋 本店

グッチ偽物(コピー品)の見分け方とは?見本付きで老舗買取店が徹底解説!

歴史あるハイブランドの1つであるグッチは、偽物も多く出回っています。特に一番ポピュラーな柄である「GGキャンバス」の製品は、偽物情報が後を絶ちません。

昨今では、スーパーコピー品といった素人目には見分けが付かないと言われる商品も出回っていることから、偽物が見分けられるか不安な方も多いでしょう。

本記事では、実際に偽物商品として真贋鑑定を受けた商品画像を見ながら、グッチの偽物を見分けるポイントについて解説します。

偽物見本付き!グッチの偽物を見分けるポイント

グッチ製品を手に取ったら、最初にいずれの商品にも共通しているブランドロゴ、型番を用心深く確認しましょう。ロゴにも型番にもグッチならではの特徴があるため、偽物の見分けが付きやすいです。

次に、商品自体の作りや細かい部分を見ていくことで、偽物独特の違和感に気づけるようになります。

ここからは、偽物を見分けるときに重要なポイントから順番に説明します。

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ブランド名ロゴ

グッチのブランドロゴは、内側のファスナー付近の革タグや、製品本体に必ず彫られています。ただし、ルイヴィトンのように、3行のバランスで見ることはできません。

グッチの場合、見るのは2行目の「GUCCI」のブランド名が基本です。ブランド名の字体には特徴があり、なかでも「U」と「C」の文字はその特徴が分かりやすいでしょう。

本物はロゴが全体的にシャープな印象であるのに対し、偽物は平たかったり太さの比率が異なったりします。

Uの文字

グッチのUの文字は、縦線の太さが左右で異なります。左側の線が太く、右側は細いです。左右の太さの違いははっきりとしており、右側の太さはほぼ幅がない細い線のように見えます。

そのため、見本画像のように少しでも右側に太さがあれば、その時点で偽物の疑いが高いです。また、偽物のなかには、「U」の下部の幅が広過ぎるものもあります。

Cの文字

グッチのCの文字は、上部分の細い線から始まり、三日月のように中央が膨らみ、下部は切り落とされたように直角で終わります。上部の先端部分はかなり細く、Uの細い部分と同じく1本の線のようにしか見えません。

よくある偽物の事例として、今回の画像のように中央は膨らんでいるものの、上部先端がそこまで細くなっていないものが見られます。

また、偽物に多い下部の特徴は、円の先だけを切ったようなCの終わり方をしている、もしくは上部と同じ太さになっているケースです。該当する特徴があれば注意しましょう。

型番(シリアルナンバー)

グッチの商品には、必ず型番が附番されています。画像のように数字が2列に分かれた表記のされ方で、上の数字が型番です。下部分の数字については、公式ではルールが明らかにされていません。

上下どちらも共通の字体で数字の書き方が特徴的なため、ロゴの次に有効な真贋ポイントと言えるでしょう。

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どこにあるのか

グッチの型番が印字されているのは、ロゴの印字された革タグの裏です。バッグであれば内ポケットの真下、財布の場合はカードケース部分の中にあります。

ただし、オールドグッチなどの一部製品には革タグ自体がないことも多いです。革タグがない=偽物と判断はできません。

数字の特徴

本物のグッチに記載されている型番の数字を注意深く見てみると、9までの数字のうち、「2」の始まり部分、「3」「5」の終わり部分それぞれの先端に溜まりがあります。溜まり部分を形容すると、まるでおたまじゃくしのような形状です。

また、本物のグッチは上の数字の並びが直線になっていません。数字の下に線を引くと、各数字の配置がガタガタと不揃いになる特徴があります。

あわせて、数字は全体的に縦線が太く横カーブ線は細いです。ほかにも、「7」「2」の縦に歪曲している部分は太さが不均一など、数字それぞれに癖があります。

型番を検索して同モデルがヒットするか

文字の特徴だけでなく、数字の羅列にも意味があります。とはいえ、下部分の数字には法則があるものの、はっきりとした規則性は分かりません。

一方、上部分の数字は同一商品に共通して附番されている番号です。そのため、インターネットで上部分の数字を検索し、同一モデルが検索できない場合、型番がデタラメな可能性が高いと言えます。

この際、色や素材が違う商品がヒットしたとしても偽物とは判断できません。同じデザインの商品であれば問題はないので、勘違いをしないようにしましょう。

縫製や作り

どのハイブランドにも共通している偽物の特徴として、縫製や作りが雑なことが挙げられます。ステッチが真っすぐでなかったり、糸の始末が重なって汚かったりする場合、偽物ではないかと疑いましょう。

雑になりやすいのは、あまり見られない部分です。画像のような財布の内側や表には見えないタグ部分など、「どうせこんなところは見ないだろう」と考えそうなパーツほど手を抜かれやすいです。

また、保存袋の縫製も本物と異なるケースがあります。本物が二重縫いとなっているのに対し、偽物のグッチの保存袋は一重縫いとなっているものもあるため、本体以外にも気になる点はないかを確認しましょう。

金メッキの塗り

縫製と同じくどのブランドにも共通して見抜けるポイントとして、金メッキ処理のきれいさがあります。画像のようにバッグなどの金具部分では、全体のメッキ処理を見ていきましょう。

特にパーツの内側や文字が刻印されている場合の刻印箇所の処理など、細かい部分ほど分かりやすいです。画像のようなパーツの場合も、内側の安っぽさが偽物と疑うポイントでした。

手で商品に触れるのであれば、真贋に慣れると重さや手触りでも分かるようになります。本物のメッキ処理部分は触ってもなめらかで、そこそこの重量感があると感じるでしょう。

ファスナー

グッチの革製ファスナープルには、基本的には文字は入っていません。しかし、偽物に多い例としてGUCCIと革に彫られているパターンが確認できています。革製であれば彫られているものは商品情報としてほぼないため、かなり偽物の疑いは高いものと判断できるでしょう。

また、ファスナープルではなく本体部分には、下記のような決まった刻印があります。

  • GUCCI
  • YKK
  • Lampo
  • riri
  • CV

上記刻印は、ファスナー本体の側部で確認できます。一部オールドグッチなどの例外はありますが、刻印がない場合、ほかの真贋ポイントとあわせて偽物ではないかを用心深く確認してください。

その他金属部分

グッチの商品は、ベルトやスナップボタンなど、各所にGUCCIの英語が入っています。この英語のフォントも、偽物は安っぽさが漂います。特にスナップボタンのメスパーツはボタンが閉まっていると見えない部分であり、手が抜かれやすいです。

金メッキの塗りや処理とあわせてしっかりと観察してみると、偽物に騙されることは一段と減らせるでしょう。

コントロールカード

グッチには、コントロールカードと呼ばれる保証書が付いています。数字が下部に入っており、検品済であることを証明するカードです。

全ての商品に付いている訳ではありませんが、付いていた場合、数字の記載に偽物を見分けるポイントがあります。数字の羅列のうち、「0」に注目してください。本物のコントロールカードは右下に隙間が空いています。

ただし、スーパーコピーや、コントロールカードのみを本物に差し替えていることもあるため、必ず商品本体とあわせて確認をし、判断材料の一部くらいの認識に留めておきましょう。

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偽物が作られやすいアイテムと見分け方

グッチ商品全体の偽物の見分け方を解説しましたが、次はグッチのなかでも特に偽物を作られることが多い製品に絞って見分け方を説明します。

GGキャンバス柄(キャンパス生地)

GGキャンバスと呼ばれるグッチの代表的なモデルのうち、キャンバス生地の製品には本物ならではの特徴があります。柄ではなく、生地本体の縫い目をルーペで見なければ見つけられません。細かい点にはなりますが、GGキャンバスの偽物を見分ける決定的な部分です。

GGキャンバスは、ブラックなどの特定のカラー以外、白と茶色や黒など2色の組み合わせで構成されています。そのうち、白い部分は横糸、濃い色の部分は縦糸に分かれており、太さの異なる糸で編まれています。

糸をルーペで確認したとき、白い部分は1本、濃い縦糸部分は6本で縫われているのが本物の特徴です。縦糸が4本だったり5本だったり、一部でも本数が違えばその商品は偽物と言えるでしょう。

オールドグッチ

昨今、80年代など、ひと昔前のものが流行する現象があります。グッチのオールドグッチコレクションもその一種です。

独特のフォルム、現行にはない色使いやロゴといった特徴は、ファッショニスタたちの間でも人気を集めています。その分、韓国などのコピー品も増えているようです。

オールドグッチは、1つ1つが職人の手によって作られており、縫製のいびつさでは真贋の区別はできません。見分けるとすれば、以下のポイントが有効です。

  • ロゴの横の数字があるか
  • 革タグの裏に型番があるか
  • ファスナーがK&Kではないか(韓国製)
  • 内装の布地が無地またはグッチのものか

また、オールドグッチは中古でしかほぼ出回っていません。そのため、使用感がない状態の場合、偽物と疑ったほうが良いでしょう。

PVC(塩化ビニール)素材

PVC素材でできた製品は、材料費を安く抑えやすいため、偽物が多く出回っています。グッチ製品にはPVC素材の製品も多く、人気のGGキャンバスやGGインプリメといった商品は特に偽物の流通が盛んです。

PVC素材の偽物を見るときは、プリントの鮮明さや、ロゴデザインの柄自体に違和感がないかなどで見分けます。偽物は、ぼんやりとした印刷になっており、柄の輪郭もくっきりとしていません。

ただし、PVC素材は精巧な偽物も出回っており、外見で見分けることが難しいものも多いです。本記事で紹介しているほかの箇所もあわせて総合的に判断してください。

グッチの偽物事例と見分けたポイント

最後に実際に持ち込まれた偽物製品と、疑ったポイントを解説します。記事の総まとめ的な内容ですので、ここまでの内容を含めてご覧ください。

GGキャンバス柄財布

GGキャンバスの財布は、財布のなかでも多く流通している人気商品です。財布の場合、内側のポケットの縫製や素材など、外見はもちろんですが中身を多くチェックします。

画像のようにコインケースの部分に注目すると、本物の製品と比べると使用されている素材が異なりました。また、コインケース用の布と、本体の革の切り替わる部分も切りっぱなしになっており、丁寧な縫製とはとても言えません。

さらに、裏側のロゴ刻印部分にも気になる部分があります。Uの太さが左右均一になっており、本物の特徴と一致しません。ほかにも、多数の箇所で縫製の雑さが目立ちました。

最後にスナップボタンのメス部分の刻印が決定的と言えます。線も細く、形が歪んでおり、本物とは似ても似つかない出来栄えです。

判別が難しい場合、キャンバス生地の特徴である縫製をルーペにより確認しますが、この製品は確認するまでもなく偽物であると判断できました。

GGキャンバス柄トートバッグ(ブラック)

グッチ偽物の見分け方1

GGキャンバス柄のキャンバス生地の肩掛けトートバッグです。キャンバス生地ではありますが、黒一色で構成されているため、表面の縫製で見分けることは難しくなります。

そのため、タグや金具、バッグの上部にある留め具のロゴを見て真贋を見分けていきましょう。

まず違和感を感じたのは、バッグ上部の金色のプリントです。画像を見ると、随分と黄色過ぎると感じないでしょうか。本物の印字は、金色に見えるような輝きがあります。

さらに、ロゴの字体もシャープさがなく、プリント自体も周りがはっきりとせずに歪んで見えます。

上部の留め具のスナップボタンのメス部分では、やはり刻印の文字に違和感がありました。UもCも太さや特徴が本物と一致しません。文字内部の処理やメッキ処理も雑で、金属がざらざらしているように見えます。

内側や外の刻印部分など、各所の金属部分に歪みなどの荒さが目立ちました。

内側の革タグや裏側を見て偽物と確信します。革タグの字体も同じく文字の太さが異なるうえ、型番記載部分の数字の特徴である溜まり部分もありません。

このように表面からは判断できなくても、その他の気になる部分をチェックしていくことで真贋を見分けることは可能なのです。

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GGキャンバス柄アクセサリーポーチ

グッチ偽物の見分け方

ポーチなどの一部製品には、外側に金属プレートが付いているものがあります。金属プレートへの精密な刻印は、優れた技術が必要であり、目立つ部分であるにもかかわらず偽物の特徴が出やすいパーツです。

画像を見て分かるように、既に本物のロゴとは違います。本物であれば、どのような箇所への刻印でも字体の特徴がなくなることはありません。この商品では、Uの左右の太さが同じになっており、太さも全体的に均一になってしまっています。

内側の革タグでも同様の文字の特徴が見られました。偽物の製造工場でも型押し用の金属が一定になっており、同じような刻印であれば同一の特徴があるのかもしれません。

裏面の型番の刻印も型押しが甘く、数字が見えづらいです。溜まりの特徴があるかは判別しにくいですが、そもそも数字が不鮮明過ぎて本物ではない可能性は高いと判断できます。

ちなみに、型番自体は実際の製品と一致しています。数字が一致しているから本物と判断しないように注意しましょう。

グッチの偽物の見分け方まとめ

グッチの偽物の見分け方について解説してきました。グッチは、ロゴの特徴がはっきりとしているため、慣れないうちはロゴの確認から行いましょう。

裏側の革タグの溜まりを確認し、ある程度の目星を付けてから他部分の確認に移ると、スムーズに見分けられるはずです。

所持している商品の偽物を見分けるのが難しいという場合、長く運営している買取店に買取を依頼するのも1つの手です。蓄積されたノウハウを活用し、真贋鑑定を行います。

また、ぜに屋では、今回解説したグッチをはじめとしたブランド商品のネット販売も行っています。確かな技術で真贋鑑定した商品ばかりですので、偽物を買いたくないとお考えの方も安心してご利用ください。

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お客様からお持ちいただくお品物にはお思い出やストーリーがあると思っています。
そんな大切なお品物を次のお客様に責任を持って繋ぐ事が鑑定士の仕事だと強く感じています。
お客様とお話することが好きなので、ぜひたくさんお話を聞かせてください!
素敵なお品物を拝見出来る事を楽しみにしております。

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