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コラム

2023.12.26 ブランド時計

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

ぜに屋 本店

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

ロレックスのアンティークモデルは、50万円以下で購入できるものが多く、「現行モデルでは安くて100万円前後なのになぜ安いの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

そこで本記事では、ロレックス アンティークモデルが安い理由から選ばれる理由、購入・使用の際の注意点などについて解説します。

ロレックス アンティークとは

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

高級ブランドの時計のなかで、古い個体はアンティークモデルまたは、ヴィンテージモデルと呼ばれており、ロレックスにおいても同じことが言えます。

一般的にアンティークものは100年以上前のものを指しますが、一般的にロレックス アンティークは1960年代までに製造された希少価値の高いものを指しており、ヴィンテージものは20〜30年前以上のものを言うことが多いです。

現在でもさまざまなモデルが残っており、コレクションとして集めている方から、普段遣いとして購入する方までさまざまなニーズがあります。

また、50万円以下で購入できるものも多く手に取りやすいのがロレックス アンティークの特徴です。

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ロレックス アンティークが選ばれる理由

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

なぜ、ロレックスの現行モデルだけでなく、アンティーク時計も選ばれているのか。

ここでは、ロレックス アンティークが選ばれる理由をご紹介します。

他人とかぶることがない

ロレックスは常にその時代のニーズに合わせたデザインを発表しており、歴史が反映されたデザインが特徴的であるため、アンティークものは他人とかぶることがありません。

1970年代〜200年代初頭の間で製造されていたクオーツモデルは、日本の時計ブランド「SEIKO」がクオーツムーブメントを発表し、世界で「クオーツショック」が起きた歴史が背景にあるなど、ロレックスだけでなく時計業界全体の歴史も反映されています。

さらに、現在では、ロレックス アンティークが採用しているムーブメントやデザインの時計は製造されていないため、同じ機構のものを身につけている人と出会うほうがむずかしいでしょう。

また、同じ型番であっても経年具合や劣化によって得たデザインは個体によって異なるのも、アンティークの良さです。

希少価値が高い

ロレックスは、生産されている現行モデルであっても希少価値の高さから選ばれることが多いですが、生産が終わっているアンティークモデルも希少性の高さから選ばれています。

特に1963年〜1988年頃に製造された4桁リファレンスの手巻きデイトナは、状態によるものの希少価値が高いことから1,000万円前後で取り引きされています。

買いやすい価格帯

ロレックスアンティークは50万円以下で購入できるものが多く、手に取りやすい価格帯であることから人気があります。

ロレックスは、現行モデルの安価なものをみても100万円前後する高級ブランド。

資産価値が高いことから需要も高く、人気モデルを中心に正規店にも在庫がない状態が続き、中古市場では定価以上の価格で取り引きされています。

そのため、ロレックスの現行モデルがほしい方は、正規店に何度も顔を出し、在庫に巡り会える機会を伺う「ロレックスマラソン」を行っています。

しかし、ロレックスでもアンティークモデルなら、「買いたいな」と思ったタイミングで在庫を見ることができるでしょう。

ステータスより、アンティーク感やクラシック感を求めている方にはぴったりです。

ロレックス アンティークはなぜ安い?

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

人気のロレックス アンティークですが、なぜ50万円以下で購入できる、比較的安価なものが多いのでしょうか?

パーツ交換ができないものが多い

安い理由のひとつに、故障しても純正のパーツ交換ができないことが挙げられます。

ロレックスは廃盤になったモデルでも、30年間は純正の部品を保持していますが、30年以上経過した後に修理に出しても同じパーツがありません。

また、ロレックス公式でオーバーホールを行うと、オリジナルから現行モデルと同じ部品に替えられてしまいます。

新しいパーツがないため、修理しにくく、修理できたとしても機構がオリジナルではなくなってしまい、価値が下がることが懸念されます。

劣化している場合が多い

昔のロレックスは、風防がサファイアクリスタルでなくプラスチックであったため、風防に

傷や割れ、欠けが目立つことが多いです。

また、風防だけでなく、日焼けによる文字盤の変色も基本的には価値が下がってしまいます。

当時は今よりも耐傷性や耐久性が劣る素材を使用していることから、現代に残っていたとしても劣化が目立つ場合が多く、美品でないことから比較的安価になっています。

逆に言うと、きれいな状態を維持するのがむずかしいモデルでも、状態が良いものは一気に希少価値が上がるでしょう。

維持するのに手間がかかる

現行モデルと比較すると防水性や堅牢性に劣るため、アンティークモデルは必然的にメンテナンスの回数が増えます

ロレックス アンティークを取り扱う修理店も少ないことから、はじめてメンテナンスを入れる場合は、お店を探すことからはじまることも少なくないでしょう。

メンテナンスの手間から敬遠される傾向にあるのも事実です。

人気がない

ロレックスの現行モデルは資産価値の高さも相まって、需要が高く、高額で取り引きされています。

ロレックスの時計はすでに最先端の技術と時代のニーズに応えて作られており、定価は技術や素材にブランド価格が上乗せされています。

また、それだけでなく定価は需要の高さによっても変動しています。

ロレックスの現行モデルは、ロレックス愛好家のように純粋に見に付けたい方から、資産価値の高さから定価で購入して高値で売却する「転売ヤー」も存在します。

そのため、より出会える機会が減り、希少価値が上がっている状態です。

しかし、ロレックスのアンティーク時計は、一部のモデルを除き、現行モデルのような高騰がなく、資産価値として持っておきたい方が少ないため安くなっています。

昔のロレックスは定価が安価

そもそも、昔のロレックスの腕時計はサブマリーナが約20万円、デイトジャストが約30万円と比較的安価でした。

当時の定価が安価だった一因としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 50年前のロレックスは、まだ現在のようなブランド価値が確立されていなかった
  • 使用されていた素材が今よりも一般的なものであった
  • 製造コストが現在の40%であった

今では世界的な高級ブランドとなったロレックスですが、アンティークモデルは使用されている素材が一般的なものが多いため、ブランド代を加味しても価値が高騰することはほとんどありません。

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ロレックス アンティーク購入の注意点

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

安価で手に取りながらゆっくりと購入できるロレックス アンティークですが、購入する上でいくつか注意する点があります。

「こんなはずではなかった」と後悔する前に理解しておきましょう。

信頼のおけるお店で購入する

必ず信頼のおけるお店で、証明書付きのモデルを選ぶ必要があります。

ロレックスは完成度が高く、世界的に人気のある高級ブランドであることから、偽物が多く流通しています。

精巧に作られていても、偽物であればロレックスとしての価値はありません。

本物である証明書付きのモデルであれば問題ありませんが、アンティークものは特にギャランティカード付きのものは多くないため、オーバーホール証明書があると安心です。

また、信頼のおけるお店で購入することで、偽物を買ってしまうリスクが減るでしょう。

耐久性に劣ることを意識しておく

耐久性・耐傷性は現行モデルと比較すると劣ってしまうことを意識する必要があります。

高級ブランドのアンティーク時計といっても、現行モデルで使用されている素材や技術が搭載されているわけではありません。

そのため、購入時には維持費や時計を修理店に持っていく労力を考えておく必要があります。

メンテナンスして大切に使えるかどうか、個体の価格は安いが維持費は問題ないかなど考えて購入する必要があります。

ロレックス アンティーク使用時の注意点

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

続いて、ロレックス アンティークの使用時の注意点をご紹介します。

ロレックス正規店でのオーバーホールは避ける

ロレックス正規店でオーバーホールを行うと、内部は新しい部品に替えられてしまい、オリジナルの部品は回収されてしまう恐れがあります。

見た目にも影響が出ることもあり、アンティークならではの価値が下がってしまいます。

そのため、メンテナンスはロレックスが公認している時計修理店でお願いし、メンテナンス内容を相談しながら行うのがベストです。

水や湿気に注意する

本来防水機能を持っているアンティークモデルも、経年劣化によって防水機能が失われているものも少なくありません。

普段使用している時計と同様の扱いをしていると、故障の原因になる可能性も考えられます。

雨の日や水まわりの作業、夏場に汗をかく場合やスポーツで汗を流すときは使用しない選択も必要になるでしょう。

強い衝撃は禁物

もともと機械式時計は衝撃が故障の原因になりやすいのですが、ロレックスのアンティーク時計は特に注意が必要です。

スポーツ時はもちろんのこと、自転車で段差を越えた際の振動などでも故障する可能性があるため、時と場合を考えて着用する必要があります。

磁気の強いものからは遠ざける

スマホや電子レンジ、冷蔵庫、IHヒーターの上に置くのはやめて、できるだけ磁気のあるものから遠ざけて保管することが大切です。

ロレックスの現行モデルは耐磁気性が向上していますが、アンティーク時計は磁気への耐性がなく故障の原因になります。

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ロレックスはアンティークと現行モデルどちらがおすすめ?

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

ロレックスは高級腕時計業界を牽引する世界トップのブランドのため、現行モデルには最新の時計技術や素材、デザイン性が詰め込まれています。

そのため、最高品質のムーブメントや素材などを重要視する方は、現行モデルがおすすめです。

また、ロレックスは正規店で購入されたモデルは5年間、認定中古時計は2年間の国際保証が適用されます。(参考:ロレックス|ロレックス認定中古時計

日常的に長く愛用したい方はブランドの保証を重要視し、現行モデルを選びましょう。

しかし、「誰ともかぶりたくない!」という方は、経年の劣化によっても時計の味わいが異なるロレックス アンティークがおすすめです。

「ロレックスマラソンをしているけどなかなか定価で購入できない」「正規店に通うのは面倒だな」という方もアンティークモデルを選び、さまざまなモデルをゆっくりと選んでみてはいかがでしょうか。

「将来は息子に譲りたい」など資産価値のひとつとして購入したい方は、現行モデルまたは以下で紹介する希少価値の高いレアアンティークモデルがおすすめです。

価値の高いロレックス アンティークモデル

ロレックスアンティークはなぜ安い?理由や購入時・使用時の注意点などを解説

比較的安価な価格で手に入るロレックス アンティークモデルですが、稀にプレミア価格で取り引きされているモデルが存在します。

ここでは、価値の高いアンティークモデルをいくつかご紹介しますが、すべてのロレックス アンティークに言えることとして、多少劣化していても部品が新品に替えられているものより状態がオリジナルに近いもののほうが価値が高いです。

トロピカルダイヤル・スパイダーダイヤル

1967年以前に製造されていた「ミラーダイヤル」は、日焼けによって文字盤が茶色に変色しているものを「トロピカルダイヤル」と呼んでいます。

このトロピカルダイヤルは、むらがなくきれいに変色しているものほど価値が高いです。

また、「スパイダーダイヤル」と呼ばれ、ラッカー加工されたモデルの文字盤が蜘蛛の巣のようにきれいにひび割れ、デザインの一部のようになったものもレアな個体として取り引きされています。

スパイダーダイヤルは、80年代のスポーツモデルに多く見られますが、稀に1950年代のものにも見られます。

デイトナ Ref.6263・Ref.6265

現行モデルでも王道の人気を誇るデイトナでは、同時期にプラスチックモデルのRef.6263とステンレスモデルのRef.6265が登場しました。

登場当時は、高級感があることからステンレスモデルのRef.6265の人気が高く、現在もロレックス アンティークのなかでも高い金額で販売されています。

しかし、現在ではアメリカの人気俳優でありプロレーサーだったポール・ニューマンが愛用していたRef.6269が2017年のオークションで20億円で落札され、Ref.6263 ポール・ニューマンモデルが注目を浴び、現在では価値のあるモデルとして人気です。

もともと評価の良いモデルであったため、500万円前後で取り引きされていましたが、現在では1,000万円以上で取り引きされる超希少モデルとなりました。

サブマリーナ Ref.5513

サブマリーナRef.5513は約30年間製造されたロングセラーモデルであったため、マイナーチェンジも多く、希少価値のある個体が多く存在しています。

特に価値の高いものとしては、1985年以前に製造されたドットインデックスにメタル枠がついていないアンティークらしいデザインのもの。

希少価値が高く、価格はメタル枠があるものと比べて20万円以上変わるほど価値が評価されています。

さらに、「SABMARINER」の前に「660ft=200m」と表記されている通称「メーターファースト」と呼ばれる個体は1967年前後に登場。

製造期間も短いことから、個体も少なく希少価値の高い1本です。

GMTマスター Ref.1675

登場当時は安価であり中古の流通量も多かった赤青ベゼル、通称「ペプシ」と呼ばれているGMTマスターRef.1675のなかにも価値の高い個体が存在します。

1963年頃に登場したGMT針の先が小さいモデルは、生産初期のころしか見られないデザインです。

視認性の改善のため次第に大きな針になっていますが、ロレックス アンティークとして人気が高く、200万円を超える価格で販売されている個体も存在します。

また、1960年の初期のみに製造された「ミニッツサークル」と呼ばれる個体は、文字盤の外周にラインが入っていてアンティークらしさのあるクラシカルなデザインで価値が高いです。

さらに、ミラーダイヤルとミニッツサークルが組み合わさった「MMダイヤル」は、状態によっては400万円を超える、希少価値の高い1本として取引されています。

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需要によって価格が変動するロレックス

ロレックスのアンティークモデルは、パーツ交換や修理がむずかしく、耐久性などの関係から、メンテナンスに回数も費用も時間もかかり敬遠されがちです。

また、昔のロレックスは今のようなブランド価値を見出しておらず、素材も今より安価なものを使っていることから販売価格も安かったため、稀にみる希少モデル以外は50万円以下で購入できる個体として販売されています。

そのため、他人とかぶりたくない方やステータスよりスタイルを求める方は手に取りやすいでしょう。

しかし、ロレックスのアンティークモデルにも価値の高いモデルは存在しており、これらは資産価値の高い腕時計を購入したい方にもおすすめです。

また、売却を検討している方は、ご自身のアンティークモデルがどのくらいの価値なのか、事前に知っておくことで高値での売却が叶うでしょう。

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