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2024.06.23 ブランド時計

オメガ偽物の見分け方をパーツ別に解説!特にスピードマスターとシーマスターは要注意

ぜに屋 本店

オメガ偽物の見分け方をパーツ別に解説!特にスピードマスターとシーマスターは要注意

ロレックスと並ぶ高級時計であるオメガは、男性を中心に多くの人々から人気を集めています。1点100万円越えのアイテムもあり、アイテム自体が憧れの存在である人も多くいるでしょう。

人気の高さから偽物も多いオメガは、偽物の特徴を覚えて疑いの目を持って商品を見ることが大切です。

そこで今回は、オメガの偽物を見分けるポイントをパーツ別に解説します。本記事を解説する「ぜに屋」は創業から70年を超える老舗買取店です。ぜひ安心して参考にしてください。

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オメガの偽物が多い理由

人気がある=需要の高いブランドであり、需要の高いブランドは偽物が増えがちです。また、1点あたりが高額な商品は偽物製造側からすると「コスパが良い商品」と言えます。

そのため、いずれの条件も満たすオメガは偽物が出回りやすい傾向です。

そもそもなぜそんなに人気があるのかと言えば、オメガの知名度や精密さに秘密があります。

オメガは歴史が長い時計であり、過去にはオリンピックの公式計時として活用されました。また、高い技術はNASAも認めており、宇宙飛行士の装着品にも選ばれています。

高い精密さに加え、メンテナンスのしやすさも人気の理由です。通常の機械式時計で当たり前であったオーバーホールの頻度を従来の3年〜5年に1回から8年〜10年に1回と約2倍長持ちするようにしました。

実現したのは、オメガ独自の「コーアクシャル機構」(コーアクシャル脱進機)の開発によるものであり、現在でもオメガのみが技術を所持しています。

特に注意が必要なシリーズ

人気の高い商品のなかでも、さらに取り分け高い人気を誇るのが「スピードマスター」と「シーマスター」の2点です。

スピードマスターは、オリンピックをはじめとした各スポーツ大会で採用される人気の時計です。宇宙飛行士の公認時計でもあり、「ムーンウォッチプロフェッショナル」シリーズは人気も価格も他と一線を画しています。

シーマスターは、映画『007』で主人公のジェームズボンド着用モデルのあシリーズです。過酷な環境に常に身を置くジェームズが、あらゆるシーンに合わせたシーマスターを着用しています。

2022年にはボンド映画60周年記念モデルも発表しており、オメガと007との深い絆が感じられます。

パーツ別オメガの偽物を見分けるポイント

オメガの偽物を見分けるときには、フェイスと呼ばれる正面のケース内から見ていきます。ロゴの字体やインデックスなどの繊細な各仕上げを確認してから、裏蓋に移りましょう。

裏蓋では、コーアクシャル機構ならではの特徴を確認します。また、本体全体の重さやブレス部分にも見分けるポイントが隠れています。

ここからは、見方について細かく解説しますので手元に本体がある方は手に取ってご覧ください。

文字盤・フェイス

文字盤・フェイス

偽物のオメガを見分けるときには、文字盤中央のオメガのロゴ、その下にあるスピードマスターやPROFESSIONALの文字の字体の崩れを見ていきましょう。

またオメガには視認性を高めるために夜光塗料が塗布されています。夜光塗料のはみ出しや、インクの塗り方でも偽物を見分けることが可能です。

ロゴや字体

「OMEGA」の文字に注目してください。本物の場合、白や黒といった塗料の線の厚みが均一になっています。しかし偽物のなかには、塗料が中途半端な量になっており、下部分が透けて見えるケースがあります。

また、OMEGAの文字の下の各シリーズ名も偽物を見分けるポイントです。特徴的な筆記体で書かれており、シーマスターやスピードマスターなど、どれも癖があります。

シリーズ名の筆記体部分は線がかなり細いため、偽物によってはインクがはみ出していたりいびつになっていたりします。

「PROFESSIONAL」の文字があるシリーズであれば、「S」の字体を注意深く確認してください。本物は上下の湾曲部分がどちらも幅・高さともに均一です。

インデックス

インデックスとは、文字盤の時間を示す部分です。オメガのインデックスは、多くのシリーズが長方形のパーツと細い線のパーツで描かれています。

長方形のパーツ部分は、本物はシャープな印象です。細めの形ながらも少し盛り上がっており、一目で見やすくなっています。偽物の長方形部分は横幅が少し太いことがあります。形状から本物と異なるため、本物と偽物を並べれば一目瞭然です。

あわせて長方形パーツの間の細い線部分、クロノグラフが付いているモデルであればクロノグラフの線部分など、細い線ほど偽物独特のいびつさが目立ちます。

粗悪なものであればインクがはみ出しているものもあるので、ルーペなどで拡大して見れば偽物と見抜きやすいです。

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夜光塗料

オメガのスピードマスターやシーマスターといったアクティブな場面での使用を想定されたモデルでは、秒針とインデックス、一部クロノグラフに夜光塗料が塗られています。

オメガは年式によって夜光塗料の種類が移り変わっており、塗料の種類によって発光色や発光の仕方自体は異なりますが、全体の光り方は変わりません。

電気を消して全体を見た際、光り方がパーツによって変わっていれば偽物の可能性が高いです。本物であれば、いずれのパーツも同じ程度の発光をするようになっています。加えて偽物には、夜光塗料の塗りについてもはみ出しやムラも見られるでしょう。経年による劣化も考えられますが極端に光り方が変わっている場合は疑わしいです。

秒針

秒針では、秒針自体の仕上げと秒針を留める中心部分を確認しましょう。メインの秒針部分にも夜光塗料が塗られています。秒針はかなり細いため、偽物にありがちな塗料のはみ出しが発生しやすいパーツです。

また、中央部分の針を留める部分の重なりを見てみると、留める位置が中心でなかったり潰れていたりします。さらに細かく見るのであれば、秒針やクロノグラフ針などは、金属のバリ(毛羽立ちのようなトゲトゲ)が残っていないかも確認しましょう。

タキメーター

タキメーターは、フェイスの周りにある細かい数字のベゼル部分です。クロノグラフと合わせて使用すると1kmの平均速度が測定できる機能で、レーシングやパイロットウォッチとして使用されるスピードマスターに備わっています。

タキメーターでは、右半分の細かい数字部分を見ます。特に右上部にある「400」と「500」の間に注目しましょう。最新モデルでは正規品でも点がないものもありますが、多くのモデルでは丸い点が入っています。

タキメーターに刻まれる数字は、細かいうえに小さいです。そのため、偽物によってはベゼル内に収まりきらずに縁に数字が掛かっているケースもあるので、文字のバランスにも注目しましょう。

裏蓋

裏蓋

オメガは裏蓋にも丁寧な仕事がされています。モデルによって異なりますが、「シーホース」と呼ばれる特殊な馬の刻印はスピードマスターとシーマスターに共通するデザインです。

裏蓋では、クラフトマンシップの見える刻印や、こだわりのムーブメントにより違いを見極めていきましょう。

刻印・デザイン

オメガの裏蓋にはシーホースや天文台など、シリーズによって異なる刻印がされています。オメガは金属部分への刻印技術に長けており、複雑なデザインでもはっきりとした刻印ができることが特徴です。

偽物で同じ素材を使用しているものもあり、質感は同じかもしれませんが刻印技術は真似できないものが多くあります。未熟な偽物は、刻印がはっきりしないか、刻印の深さが不揃いです。

また、複雑な彫刻を上手く真似できないせいか、刻印の図柄自体が異なることもあります。特にシーホースは芸術品のような仕上がりであり、本物と比べると雑さが目立ちやすいデザインです。

ムーブメント

昨今のオメガには、シースルーバックと呼ばれる裏蓋がスケルトンになっているタイプが増えており、どの商品も視覚的に見ても素晴らしい仕上がりです。

ムーブメント本体には、キャリバーのナンバーとコーアクシャル機構搭載のモデルには「MASTER CO-AXIAL」と書かれており、スイス時計装飾の技術の1つであるジュネーブと呼ばれる美しい波形が施されています。

すべてが細かい装飾であり、偽物にはできない技術が満載です。他パーツと同様に、文字のいびつさや不均一なジュネーブ、そもそもジュネーブがないなど、多くの不出来な部分が見つかりやすいでしょう。

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本体部分

ケースを支える本体部分にも、オメガらしい細かい彫刻やフラッシュフィットの特徴があります。また、実はラグ部分(ケースとブレスレットをつなぐパーツ)では商品ごとに異なるシリアルナンバーの刻印も確認可能です。

あわせて重さも確認することで、より正確に偽物を見抜けるでしょう。

ラグ・フラッシュフィット

ラグはケースとのつなぎ目のパーツです。型番によってはラグにシリアルナンバーが刻印されています。本物であれば保証書に記載されているシリアルナンバーと一致するはずですので、番号と彫りの深さを確認しましょう。

ただし、発売時期によってはラグ部分ではないパーツにシリアルナンバーが記載されているケースもあるため、ラグにシリアルがないことが偽物と直結するわけではありません。

フラッシュフィットとは、ケースとブレスレットを接続する傾斜が付いたパーツです。偽物のなかには、フラッシュフィットのコマのサイズが合わず、段差が発生しているものがあります。横から見て凸凹とした印象を持った場合、偽物と疑いましょう。

バックルやブレスレット

バックル・ブレスレット

バックルは、装着する際に使用する留め具のことです。オメガのバックルには、オメガのロゴやブランド名、モデル名などが刻印されています。

特にオメガの象徴であるロゴは複雑な形をしており、偽物は線の幅が違ったり最後がきちんと跳ねていなかったりと、造りがきれいではないことが多いです。また、裏蓋同様に刻印技術が行き届いておらず、彫りが薄い、線が太い、不均一などの特徴が見つかります。

ブレスレットでは、側面の仕上げを確認しましょう。本物は鏡面仕上げを施すため、光に反射します。一方偽物は光を反射しないうえに、粗削りなものは縞模様が残っています。

重さ

オメガの時計は、ケース部分に複雑で精巧なムーブメントが詰まっており、レザーストラップタイプでも本体に重さがあります。ケース部分を持って重さを確かめたとき、軽いと印象を持ったら偽物と疑ったほうが良いかもしれません。

偽物は安く製造費を済ませるために、軽量なパーツを利用しがちです。裏蓋を開けてみるとムーブメントがスカスカな粗悪品もあり、手に持っただけでも違いが分かります。

もちろんモデルにもよりますし、逆に偽物だから安価で重い金属パーツを使用しているケースもあります。とにかく違和感を感じたらほかの部分とあわせて確認してください。

付属品・保証書

オメガを正規店で購入すると必ず保証書が付きます。国際保証書と呼ばれる書類であり、ギャランティーカードと呼ばれるものです。オメガの保証書は本物である証明と同時に、故障した際の修理対応にも利用する重要な書類です。

保証書には、必ずシリアルナンバーが記載されています。まずは時計本体のシリアルナンバーと一致するかを照合しましょう。

偽物にはシリアルナンバーがないか、そもそも保証書や付属品がない場合も多いです。本体のみであれば、一層用心深く本体を確認する必要があるでしょう。

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偽物を購入・所持するとどうなる?

偽物と知っていて購入すると、ブランドの権利を侵害したとして商標法違反となる危険性があります。商標法の範囲には、ブランドロゴのようなブランドを象徴する文字、図形が含まれており、購入・所持は商標の無断使用にあたるため、違反行為となる可能性が高いです。

商標法の取り締まりは令和4年10月1日にさらに厳しくなっており、それまでは個人の使用目的での輸入は処罰の対象外でしたが、10月1日以降は模倣品は個人輸入でも受取ができなくなりました。

また、万が一偽物を販売・売却した場合、商標法の78条に則り、10年以下の懲役か1,000万円以下の罰金または両方が科されるかもしれません。

偽物を購入しないためにできること

オメガの偽物を避けるには、一番はよくわからない身元の個人や業者から購入しないことです。たとえ良い評価が多いとしても、昨今ではサクラを雇えば良い評価が付けられます。

また、オメガは新品ではかなりの高額になるため、中古での購入を検討する人も多いでしょう。しかし、極端に安い中古品にも注意が必要です。

中古品は状態によって価格が変わります。とはいえ、状態がきれいであるにもかかわらず、新品定価よりも半額以下の商品はかなり怪しいと考えられるでしょう。

信頼できる業者を見極めるには、以下のポイントを確認してください。

  1. 古物商番号を発行、公表しているか
  2. 買取実績があるか
  3. 創業年数はある程度経っているか

買取依頼をするときにも同様のポイントで判断可能です。安く買い叩かれないためにも、必ず確認するようにしましょう。

オメガの偽物の見分け方まとめ

オメガの偽物を見分けるには、全体的に精巧な仕事が細部まで施されているかを確認しましょう。文字盤の字体や線、秒針など、本物であればあらゆるパーツで歪みやはみ出し、手抜きがありません。

金属パーツへの刻印も重要な見極めポイントです。彫りの深さが不均一だったり、ぼんやりした印象を持ったりするなら偽物の疑いが高いでしょう。

オメガをお求めの際は、一度弊社の販売サイト「ルフレ」もぜひご利用ください。
https://reflet-zeniya.com

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お客様からお持ちいただくお品物にはお思い出やストーリーがあると思っています。
そんな大切なお品物を次のお客様に責任を持って繋ぐ事が鑑定士の仕事だと強く感じています。
お客様とお話することが好きなので、ぜひたくさんお話を聞かせてください!
素敵なお品物を拝見出来る事を楽しみにしております。

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